第2章 爪痕【赤司征十郎】*裏あり
ナナの秘部の初めて嗅ぐ匂いは溢れる蜜の匂いが混じり俺はあまりにも甘美で狂い悶えそうだった。
こんなに美しいナナの秘密に俺は触れ、舐め、そして自分を侵入させる事を許されるのか。
そう思うと俺は嬉しくてたまらない。
こんなに蜜を垂らすなんてやはり彼女は相当いやらしい女だ。けど、そこがいい。
ならば、俺がもっと彼女を濡らしてもっと淫乱にさせてやる。俺自身を咥えられなくなるくらいに…。
俺は自身を彼女に咥えられているため、その快感を押し殺しながら彼女の花弁を包み込み舐めていく。
女は1番蕾が感じると聞いたことはあるが、やはり最初から食い付くのは芸が無い。
それにじっくりとねっとりとナナを味わいたい。
何せ、最初で最後の夜になるのかもしれないのだから。
……けど、本当はここで終わりたくない。
だから、俺をしっかりと彼女に刻み込みたい。
お願いだ、俺とこれからも一緒にいたいと言ってくれ。
「…ぁ、そう。いい、感じよ。あかし、くん」
彼女は一旦俺自身を口から放したのを見て俺は思わず顔がニヤついた。
やはり、焦らすのが正解なんだな。
そうして俺は花弁をじっくりと舐め、あえて蕾を舐めたり弄らない。
そんな俺にナナは痺れを切らしたのか手と舌の動きを早めてきた。
快感に悶えそうになるがそんな手には簡単に乗らない。
舐めて欲しければ、自分から言うんだ、ナナ。
暫く俺達は快感に悶えながらの攻防が続いたが、とうとうナナが折れて俺に秘部を押し付けて、俺自身を咥えるのを辞め、上半身を捩らせる。
「…ぁん!あかし、くんの、意地悪…!」
「ナナさん、ふふ。まだ何か足りない?はっきり言わないとわからないよ…?」
言葉で彼女を追い詰めるとまた蜜が溢れ出し、ニヤつきが止まらない。もうナナは限界なのか半べそになる。
「…ぁああん!私のクリ、舐めて、お願い…イかせてぇ!!」
「…ふふ、やっと言ってくれましたね」
俺はその甘美で卑猥な願いを彼女から聞けて、口角を上げながらも興奮は最高潮に達する。