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君がいた夏

第2章  爪痕【赤司征十郎】*裏あり


「ふふ、こんな時までお上手なのね。…いいわ、ご褒美あげる。」


ナナは俺に唇が触れるだけのキスをした後、俺の足の間へ入っていき、肉欲の塊へ顔を近づけていた。


まさか、ナナ…!?


俺の予想通りナナは俺自身を物欲しそうに握り、リップ音を立ててキスを落としたら、裏筋をじっくり舐めてきた。


…彼女にされてるのを眺めているとそれだけで天に昇るような快感が走っていく。


「…ん、く!やめて、くれ!」





いや、本当はもっと俺のその醜い部位を舐めて咥えて、愛してほしい。




にも関わらず、心とは裏腹な言葉が出てしまう。





「…本当はやめてほしくないくせに。」


快感に悶えながらも、ナナの顔を見ると不敵に妖しく微笑んでいた。


その顔は堪らなく妖艶でとても美しい。




相当場慣れしてるのだろうか。けど、それでもいい。
俺はどんどん貴方にハマっていく…。



そして彼女は俺自身の先端をすっぽりと咥えて、竿を手でしごきながら顔を上下させて吸ったり舐めたりを繰り返していく。



その時に出る音もまた卑猥で堪らなくて、また悶え、喘いでしまう。


「…ん、んう!」


「…はぁはぁ、気持ちいい?」


唾液を口から沢山垂らして咥えながら俺を見つめるナナ。



…あぁ、なんて卑猥なんだ。そんなに美味しそうに俺を咥えて…。



俺を咥えてるが為にナナの美しい顔が歪んでいるのを見て興奮しないわけがない。
征服欲が満たされるというのは本当だったようだな…。




「…ぁあ、最高だ、ナナ!」





俺は最後の力を振り絞って言うとナナは手の動きと口の上下運動のスピードを早め、たまに緩急をつけながら追い打ちをかけられ、痺れる快感が脳天にまで響いた。






…そして、俺はナナの口の中に欲を吐き出し、昇天した。





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