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私はSですが?何か?①

第2章 ~夏が待てない~気持ちも気温も上昇中


ウォーキング遠足当日、バスもグループで座る。
奈帆とめぐは隣りに座っていた。
時間ギリギリに雅也と秀明が来る。

「あれ~?女子同士で座るの?」
秀明はガッカリした様子で言葉に出す。
「じゃあ、誰と座るか秀明くんたち決めて!」
とめぐが言う。
(また。。。嫌な予感。。。)

すると秀明くんが奈帆に「こっち!」と指を指す。
狭いバスの通路の中、雅也くんとぶつかってしまった。。。
「ゴメン。」
と奈帆が言うと雅也は完全無視。
イライラを抑えながら雅也は「窓際に行け。」と合図する。
(まだ窓際なら話さなくても景色見れるか。。。)
全員席についたのを確認するとウォーキングをする湖へとバスは走り出した。

ノリのいいめぐと秀明は何やら盛り上がっている。
それとは別に奈帆も雅也も無言。
重たい遠足の始まり。

奈帆は嫌な予感しかしていなかった。。。
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