第2章 ~夏が待てない~気持ちも気温も上昇中
初夏の日差しに近付いた頃。
スポーツ名門校の遠足はウォーキング!
グループを決める為のくじ引き。
奈帆の引いた番号の所へ行くと。。。
(あっ。。。)
「奈帆~♪」
奇跡的な偶然!親友と同じグループ!
「男子はこれから引くみたぃだょ。」
奈帆がめぐに言った。
「恋が芽生えちゃうかもよ~♪」
とめぐは楽しげだ。
わぃわぃと2人で話ていると
くじを引いた男子からグループへ加わる。
奈帆とめぐの前に現れたのは!!
「雅也と俺~♪よろしく~♪」
目の前に奈帆を睨みつけた雅也と笑顔の秀明。
(げっ。。。)
「雅也っち~!睨まない~!スマイル~♪」
秀明がその場を和ませる。
ふと奈帆はめぐに目をやると、
めぐはほんのり赤くなっていた。
(雅也くんが好きなのかな?)
奈帆はサッカー部を見ていたのと今の表情から察する。
「よりによってこのグループかよ。。。」
雅也が低い声で言った。
(このグループは無い!てかなんで睨んでくんの?信じらんない!!)
雅也を見ながら自分の運の無さに肩を落とすのだった。。。