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私はSですが?何か?①

第4章 ~サイドストーリー~ めぐと秀明の物語


奈帆が一弥先輩に専属マネージャーをやらないかって言われ悩んている。

「よ~し!歌っちゃう?」
昔から悩んだり落ち込んだりした時はカラオケが定番だった。
めぐと奈帆がカラオケに入ろうとすると秀明と雅也に会った。
秀明の提案もあり4人で入る。

飲み物がなくなっためぐは席を立つ。
それを見て秀明も一緒に立った。
「俺も行くよ!てか何飲もうかな~?」
とドリンクバーの前で悩む秀明に、
「これ気にならない?イチゴミルクだって~!でも失敗したらなんかブルーになるから飲んだこと無いんだけど。」
そう言った途端
「じゃあ、一緒に飲む?失敗したらまた取りにくればいいし!」
秀明のコップにはもぅパステルピンクになっていた。
秀明が先を歩く。
中に入ろうとして雅也と奈帆の異変に気が付き。。。
「ん?なんか。。。どーなのこれ?」
秀明が一口飲んでめぐに渡す。
「ん~。。。微妙?」
めぐの顔が難しくなった。

「じゃあ、取り替えに行くから!次は何飲んでみたいか決めて!」
そぅ言って無理やりめぐを連れて行った。

「めぐの選ぶのって炭酸系ないね~?苦手?」
「シュワっとすると、喉が痛いよぅな痒いよぅな。。。だから飲まないよ~。」

何度か試し飲みしてしまいめぐは
「早く戻らなきゃ!」
そぅ言いながら部屋へ向かって行く。

(雅也。。。もぅ終わってますよぅに。。。)
秀明はハラハラしながら戻った。

何も無かったよぅに戻る2人。

部屋に残った雅也と奈帆は少しぎこちなかった。。。

帰り道、秀明が雅也に
「奈帆ちゃん狙いなのか?雅也は。」
ストレートに聞くと雅也は
「ちげーよ!でも、あいつ。。。」
言い切らない雅也に秀明が
「俺はめぐに専属頼もうかな~って。なんか一緒に居たいってか、自然に居れるってか。。。」
少しだけ照れた感じで話すが
「とっくに知ってっから!つか、バレバレだし!気が付いてないのって本人だけじゃねーの?」

雅也がちょっぴりからかいながら言う。
「えっ!マジかよ!でもどーやって言っていいか悩むなー!」
頭を抱える秀明。
「俺様的なのに弱いかもなー?けど、素直に話せばいいんじゃね?」

雅也に背中を押された秀明は
(早く言わないと!明日呼び出してみよっ!)
秀明は決意を固めるのであった。。。
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