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私はSですが?何か?①

第3章 ~夏がはじまる!~彼が急接近☆★☆


試合が始まり雅也を目でおう。
(そこっ!あっ!)
夢中で応援する。
前半は全く試合が動かずハーフタイム。
「リラックス!いつものように!」
笑顔でタオルを渡す。
すると雅也の顔が近づき耳元で。。。

「色気のあるご褒美あるんだったらなぁ。。。」

ボソッと呟く。
真っ赤になった奈帆を見て

「そんな顔されたら。。。やる気でるわ。。。」

そう言ってまたピッチへ戻って行く。

後半残り5分秀明が絶妙な所でパスをカットする。

「雅也!!」

走り込む雅也に合わせ少し高めのパス!
胸に当て思いっきりシュート!

(お願い!!入って!!)

゙ピピーっ!!゛

雅也の蹴ったボールはゴールネットに突き刺さる。

歓声と共にガッツポーズをする雅也と秀明。
その姿は深く奈帆の頭に焼き付いた。
そのまま試合終了のホイッスル。
練習試合と言えども勝利に終わった。

ベンチに戻るイレブン。
雅也の隣にいた秀明が猛ダッシュでめぐに向かって行き抱きしめる。
ちょっぴり見とれていた奈帆に雅也は
「なに?あーゆーのやって欲しい?」
奈帆の肩にもたれかかりながら耳元で囁く。
「別に。。。てか、試合始まると素直じゃないんだから!」
奈帆は雅也から離れようとする。
しかし雅也は奈帆顔を覗き込み
「そーですけど?何か?」
そう言って2人は笑い合う。

帰り道。。。
雅也が
「ちょっと寄り道していくぞ。。。」
そう言って奈帆の手を優しく握りしめた。。。
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