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私はSですが?何か?①

第3章 ~夏がはじまる!~彼が急接近☆★☆


朝日が奈帆の部屋に降り注ぐ。
快晴の空を見上げる。
ふと外から聞こえるボールを蹴る音。。。
(今日も練習してる。。。)
雅也の姿を見に何時もの窓に向かう。。。
(最初とは全く違うなぁ。。。)
奈帆は動きを見るだけで分かるようになっていた。
部屋に戻り朝練の内容を書き込んでいると
゛コンっコン!゙ 
「はい。。。」
ゆっくりとドアを開けると雅也がいた。
「試合は10時キックオフだからそろそろ行くぞ。」
入学してから初めての試合にちょっと雅也は緊張していた。 
「わかった。。。」
奈帆は少し心配そうに答えた。
たくさん掛けたい言葉が奈帆にはある。
しかし、試合前とゆうのもあり言えなかった。
2人はいつものようにグランドへ向かう。
ピッチの横にはみんな揃っていた。 
試合開始まであと数分。。。
緊張のほぐれない雅也を呼ぶ奈帆。
「ちょっと!しっかりしなさいよ!」
強めの口調に周りの人もびっくりした。 
黙り込む雅也に
「あなたが点を取らないと誰が決めるの?」
ハッと我に返る雅也。
満面の笑みで
「サンキュー!行ってくる!」
と言いながら奈帆の頭を軽くポンポンっとしてピッチへ向かっていった。

そして緊張の中試合開始のホイッスルが鳴り響いた。。。
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