第3章 ~夏がはじまる!~彼が急接近☆★☆
めぐと秀明は帰り、2人になると雅也は先を歩く。
少し前から振り返り
「帰るぞ!そこに迎えが来てるから。」
と指をさす。
奈帆は指の先を見ると朝のリムジンが止まり、藤堂さんがドアを開け待っていた。
(送り迎えって。。。そんなお金持ち?)
全く雅也の事を知らなかった事に気が付いた。
しばらくすると
「着いたぞ!」と雅也が車から降りる。
奈帆も後に続き降りた瞬間!目を疑った!!
「これが。。。家ですか?」
目の前にはお城のよぅにも見える建物、横一面の薔薇にかなり動揺した。
「部屋の案内頼む。」
そぅ言って雅也は中へ消えて行った。