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私はSですが?何か?①

第3章 ~夏がはじまる!~彼が急接近☆★☆


近付く顔に慌ててギュッと目を瞑る。
(キスされる!!!!)
ぎこちない顔を見た一弥先輩は
「わりぃ。。。何でもない。。。明日の為に帰るぞ!」 
そう言って先に歩いて行った。
(なんだったの。。。?)
ちょっと驚いた奈帆だったが、一弥先輩を追いかけていった。。。

朝日で目が覚める。
快晴の空を見てう~んと奈帆は伸びた。

試合前、誰にも見つから無いように部室の隅で一弥先輩のテーピングをやり直す。
「言っておきますが、これは気休めです。無理はしない。約束できますか?」
淡々と話し掛ける。
「俺にそんなはっきり言うのっておまえくらいだ!わかりましたよ!鬼マネージャー!!」
半分冗談混じりに答えに奈帆は睨みつけてしまった。
部室を出る時親指を立て
「ぜってー勝つ!見てろよ!マネージャー!」
たくましい表情に奈帆は怒りより応援が多くなっていった。

試合相手はそんなに強くなかった。
守備が終わる度一弥先輩に様子を聞いてノートにつけなが足を気にかける。

「守備の時痛みを忘れる程全体を見てますね!自分の身体も注意して下さい。」
奈帆は小声て言った。
「あぁ、後2回だから問題無い。それより終わったら先に帰るなよ。。。」
バッターボックスを見ながらボソッと言った。
「はい。。。」

あっという間に試合終了!
見事勝利した。

帰る支度をしている一弥先輩を待つ。
「マネージャー、お疲れっす~!」
どんどん部員が帰って行く。
奈帆は今日で専属体験が終わることを考えていた。
「お待たせー!おし!勝利の打ち上げいくぞー!」
そう言って奈帆の手を取り向かった先は。。。
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