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私はSですが?何か?①

第3章 ~夏がはじまる!~彼が急接近☆★☆


い屋、ドアの向こうから視線を感じる。
(あ。。。)
「はぁぁぁぁ。。。」
雅也が大きなため息をつく。

何も無かったように、雅也は座った。
もぞもぞとしながら2人は戻ってきた。
明るい2人に対して
どんよりとした2人。
そのまま頭には優しい曲が流れ続けた。。。

あれから席替えもあり、雅也と離れてしまった。
たいした会話もしていない。
放課後、遅くなった奈帆はカバンを取りに教室へ。
誰も居ない静まり返った教室にもぅ1つあるカバン。
(雅也くんのかな。。。)
チラッと見て帰る支度を始める。
そこへ雅也が戻ってきた。
「まだ居たのかよ。。。」
外から聞こえる部活の音。
そこへ一弥先輩が奈帆を探しにやってきた。

「あぁ~!居て良かった~!この前の考えてくれたか~?」
一弥先輩から雅也は死角になり一方的に話し出した。。。
言い切ってしまってから雅也に気がつく。
「悪い、雅也はこれから部活か?昔っから天才だったからなー!」
と雅也に向かって話し始めた時、
雅也は奈帆の後ろから抱きしめながら一弥先輩を見て
「コイツ渡すつもりないんで。。。俺の専属やってもらうし!」
(何言ってるの?そんなの今言われたし!)
雅也が一弥先輩先輩を睨む。
「今の。。。って。。。」
一弥先輩が奈帆を見る。
「誰のマネージャーもやりません。勝手にきめないでもらえます?」
今までにない奈帆の冷めた声。
すると雅也が
「じゃあどっちがいいか、それとも両方やらないか。。。お試しで1週間交代でマネージャーやってから決めろ!一弥先輩先にいいっすよ!大会あるし。」
そぅ言うと雅也は教室を出て行った。。。

「いいのか?いまなら止められる。」一弥先輩は奈帆にきを使いながら聞く。
「ちゃんと答え出したいから。。。」奈帆は細い小さな声で言った。。。

これから専属マネージャー体験。奈帆覇どちらをえらぶのか?

(ここできっちりケリつけなきゃ。。。)
少し緊張しながらも
「宜しくお願いします。」
奈帆は深く頭をさげてまずは一弥先輩と向き合うことを決意しながらただ床を見つめていた。。。
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