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【黒子のバスケ】褪せないオレンジ

第6章 レッツゴー、アクアリウム!




『だってあのペンギン、謎に貫禄あるし!
自分のためにお姉さんが来るのは当然って顔してたし!
何よりエンペラーだし!!』


紫原
「そう言われれば確かに、赤ちんぽいとこあるかもね〜」



『紫原…!な?そうだろ!?』



賛同が得られて嬉しい。

だってあんなの、まんま征をペンギンにした感じだ。



青峰
「ぶっは!確かにな!!」


緑間
「わからないでもないのだよ」



紫原を筆頭に、次々みんな同調してくれた。








赤司
「そっか…ペンギン…」



『なんか征に似てると思うと、エンペラーがめっちゃ可愛く思えてきた。
ちょっとエンペラーと写真撮ってもいいか聞いてくる。

…すみませーん!!』


赤司
「!?」



楓が宣言通り、さっきの飼育員のお姉さんに話しかけに行った途端、赤司は顔を赤くした。


赤司
「(はあ…楓の鈍感っぷりは筋金入りだな…。
もう慣れたし、いいけどね)」


赤い顔を手で抑え、見られないようにしている赤司を見て桃井は思う。


桃井
「(あの赤司君がここまで…。
楓ちゃん、ここまで来るともはや赤司君が可哀想だよ…。
赤司君、心中お察しします…)」


赤司の無言の沈黙は、楓がほくほく顔で戻ってくるまで続いた。





※エンペラーはコウテイペンギン


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