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【黒子のバスケ】褪せないオレンジ

第6章 レッツゴー、アクアリウム!




征がさつきにLINEをしようとスマホを開くと同時に、向こうにピンクと青が見えた。



『あ!来た!』



それは間違いなくさつきと青峰で、なんだか言い争いをしているようだ。


桃井
「ちょっと!大ちゃんおろしてよっ!」


青峰
「うっせー、暴れんな!」


緑間
「何を、やっているのだよアイツらは…」



ダッシュで走る青峰は、左肩にさつきを乗せて走っていた。


たぶん、乗り遅れたらマズイと思ったのだろう。


さつきは嫌がってブンブン暴れている。


でも…


青峰
「あんまり暴れっとパンツ見えんぞ!」


桃井
「はぁ!?」



そうなのだ。


さつきはスカートをはいていて、それは特別長いわけでもない。


普通にしていればまだしも、あまり暴れてしまえば当然、中が見えてしまう。


桃井
「も〜!早く言ってよ!!(バン!)」


青峰
「いってぇぇ!?」



青峰のことを思いっきり叩いたさつき。


うまく決まったようで、かなりいい音がした。


その音に反応してか、さつきと青峰はいつの間にか、電車に乗っている人の注目を浴びてしまっていた。


この様子なら、たぶん電車も待ってくれるだろう。


無事…かはわからないけれど、とにかく全員で一緒に行けそうだった。



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