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【黒子のバスケ】褪せないオレンジ

第6章 レッツゴー、アクアリウム!




『おはよう、紫原』


紫原
「おはよ〜」



紫原も結構センスのいい服を着ている。


でも全体の印象としては、紫原らしくちょっと可愛らしい。


自分に合った服、という感じだ。



紫原
「あれミドちん、今日はラッキーアイテム持ってないの〜?」



『え?』



紫原の言葉を聞いて、私は緑間を見た。


言われてみると…確かにいつも持っているキテレツな物が見当たらない!



『本当だ!持ってない!
忘れたのか?』


緑間
「今日のラッキーアイテムは緑のハンカチなのだよ。
ハンカチならポケットに入っていれば問題ないからな」



だから、今日の緑間があんなにかっこよく見えたのか。


元々美形だから、変な物さえ持ってなければ普通にイケメンなんだな。


1つ勉強になった。






そんなやり取りをしている内に、約束の時間になっていた。



赤司
「桃井と青峰がまだ来ないね」


緑間
「おおかた、青峰が寝坊でもしたのだろう。
桃井はその付き添いといったところか」



『あー、たぶんそれだな』



もしちゃんと起きていれば、さつきが遅れるわけない。


情景が目に浮かぶようだ。


青峰はバスケ以外では結構アホだからな。



紫原
「桃ちんも峰ちんも、電車間に合うのかな〜」



集合時間から発車までの間は10分だが、今のところ全然来る気配はない。


最悪乗り過ごしの場合もあるだろう。



赤司
「まあ、もし乗り過ごしたら次の電車で来てもらうしかないな。
次の電車までそんなにあくわけでもないし」



でも初めての友達とのお出掛けだ。

できれば、一緒に行きたいな。





結局、さつきと青峰よりも先に、電車が来てしまった。



紫原
「2人とも、間に合わなかったね〜」



とりあえず私達は乗り込む。



『残念だな…』


赤司
「仕方ない。
次の電車に乗るよう、連絡しておくよ」



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