第4章 一軍とマネージャーと
入れ替わりで、今度は青い短髪の男の子がやってきた。
青峰
「帰んぞ、さつきぃ」
桃井
「大ちゃん」
確か青峰大輝、だったか。さつきと親しげな様子だ。
『彼氏ってやつか?』
桃井
「そんなわけないよ!大ちゃんは楓ちゃんにとっての赤司くんと同じで、幼なじみなの」
『へえ、そうなのか』
絶対そうだと思ったんだけどな。
青峰
「んぁ?お前、えっと…」
青峰はそこでやっと私に気がついたらしく、名前を呼ぼうとしてわからなかったようで、小さくポリポリと頭をかいた。
『橙野楓。これから1軍マネージャーとして活動させてもらう。ちゃんと覚えてくれよ?青峰』
青峰
「あー、わぁーった。よろしくな橙野」
桃井
「それじゃ楓ちゃん、私たち帰るね!バイバイ♪」
『ああ、気をつけて帰れよ』
さつきたちを見送ったところでちょうど征が来たので、私たちも帰宅した。