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【黒子のバスケ】褪せないオレンジ

第4章 一軍とマネージャーと





征たちの振り分けテストの日。


私はみんながテストをしている間、先輩からマネージャーの仕事を教わっていた。



先輩
「〜〜みたいな感じよ」


『わかりました、ありがとうございます!』




さすが全国に名を轟かせる強豪校、といったところか。


思っていたよりも仕事が多く、大変そうだ。

でもとてもやりがいがある。



私は、やる気に満ち溢れていた。



教わった通りに、ドリンクを作る。

…と、となりにいた女の子が急に声を出した。



「あれ、これでいいんだっけ…?ま、いっか!」




どうやらドリンクの作り方がわからなくなってしまったらしいその桃色の髪の子は、あろうことか、手に持っていたドリンクの粉を、1人分の容器に全部ぶち込もうとした。




『うわぁ!ダメだそれは!』



「え?」




慌てて声を上げると、女の子は間一髪動きを止めて振り返った。




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