第3章 悲鳴⁉︎×ヒソカ!×試験開始!
キルアまだかな…
いや、本当まだ慣れないですここの空気。
かなり人が増えた。400人近くは居るだろう。
そろそろゴン達が来るはず……
なんてそわそわしてたら、
大きな悲鳴が聞こえた。
「ギャァアアア〜〜!!!!」
「アーラ不思議❤️」
「腕が消えちゃった♠︎タネもしかけもございません♠︎」
「お"ォオオオオレのォォ〜〜〜〜!!」
「気をつけようね♦︎人にぶつかったらあやまらなくちゃ♣︎」
ヤバイヤバイヤバイ、生はキツイ。
ガクガク震えている。
これは本気でやばい。
まるでピエロな奇術師ヒソカ。
かなり、かなり、好きなキャラではある。
ただ、生キツイっす!ヒソカ先輩!
じーーーーって見てたら気付かれたのか、
こちらを見てニタァと笑っている。
はいー!怖いですごめんなさい!!
キルア早く!私の命が危ない!!
「お、いたいた!ハンター世界での名前〜!」
ナイスタイミングキルア。
「44番、怖いです。」
「あー、あいつね。さっきヤバかったし。ま、関んなきゃいーんだよ!」
「こっち見てニタァってされた、ニタァってされた、ニタァって…さ、れ、た、」
「マジかよ!?えーっと、あれだ、極力俺から離れんな!」
「…うん!」
きゅーーーーーん。
なんだよキルア貴方はもう、
乙女心を掴むの上手すぎですかアハハ……
キルアにキュンキュンする私を他所に、
_____ジリリリリリリリリリリリリリ
ついに、
ハンター試験が始まりを告げようとした。