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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第58章 すべて受け止めて


「んっ……!?」

下にばかり意識がいっていたから、突然のキスに息を止めてしまった。

涼太の舌が、優しく柔らかく、でも的確に気持ちいいところを刺激してくる。

「……ぅ、んぅ」

いってしまったばかりで、腰に力を入れていられない。
膝立ちをして、必死で涼太の首元にしがみついて応じた。

涼太が気持ち良くなること。

したい。

「……その蕩けてる顔、好きっス」

「へ……?」

そう言うと、涼太はまた私の秘部を弄りだした。

「あッ! 涼太、私はもう……さっき、充分、いったから……!」

「うん、知ってる。トロトロっスね……」

くちゅくちゅと休まず快感を与えてきて、また膝に力が入らなくて、ガクガクしてしまう。

「や、あぁ、話が……ちがう……っ!」

「ん〜? 何にも違ってねぇスけど……」

「っあ、私じゃなくって、りょうたを気持ちよくして、ぁ、あげるの……!」

「うん」

「だから、ゆびぃ……止めてっ」

ちゅ、ちゅくと音を立てる指は止まらない。

「あッ……あぁ」

「みわ、オレね、触ってもらうのも口でシてもらうのも気持ちいいんスけど……」

「んっ、んん」

「……みわが感じてるの見るのが、いっちばん満たされて気持ちいいんスわ」

「う、ぇ…………!?」

なに、それ……そんなこと、あるわけ……

「みわ、ほら、立てる?」

涼太に支えられ立ち上がると足に力は全く入らず、まともに立っていられない。

涼太は私を鏡の前まで連れて行き、私の後ろに立った。

「みわがお風呂掃除してくれるようになってから、鏡が曇らないんスよね」

ああ、足に力が入らなくて、立っているのが辛い。
思わず鏡に手をついた。

真近に紅潮した自分の顔がある。

「……みわって、こんなカワイイ顔して感じてるんスよ」

そう言ってまた、涼太は両手で陰核と膣内を蹂躙しだした。

「あ! ……ああッ、やあッ……!」

鏡の中で、見た事のない自分がよがっている。

鏡の向こうには、涼太が微笑んで私を触っている。
羞恥にますます身体が敏感になっていった。



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