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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第54章 記憶


みわの太腿を持ち上げて引き寄せると挿入が深くなり、快感が押し寄せてくる。

「……はぁ」

「……んっ、……あ……」

みわが微かに喘ぎ、ナカでは愛液がじゅわりと染み出してくるのを感じた。
寝てても濡れるのだろうか。

「……みわ……」

可愛い。
悪戯心が顔を出した。

陰核をそっと弄ると、腰がピクピクと反応している。

「ぅ……ん……」

「……寝て、るんスよね?」

「……りょ……うた……」

「ん〜? 寝ぼけてんスか? みわ……」

このまま寝るつもりだったけど過去の事を思い出してしまい、みわと愛し合いたくなってしまった。

自分としてはそんなに引きずってるつもりもなかったし、大した事じゃないと思っていたけれど、いま無性にみわが欲しくなっているのを感じると、やはりそれなりのトラウマだったのかと自覚する。

起きてくれないかな、と思って唇を重ね、舌を差し入れてみた。

身長差があって身体が柔らかくないとちょっとキツイんスよね。

「ん……ふ……」

「みわ〜、起きないとシちゃうっスよ」

……既に入ってるから語弊があるかもしれないけど。

「ね、みわ」

腰を押さえて突き上げるように動かすと、流石に目が覚めてきたようだ。

「ん……んん……?」

「……みわ……みわ」

「んっ……ぁっ……」

「起きた……?」

横たえていた身体を起こし、みわに覆い被さり頬にキスを落とした。

「あっ……え、涼太……?」

膝の裏に手を入れて、細くて長い足を大きく開くと、その拍子に結合部からぬぷっと蜜が溢れた音がする。

「ゴメンね……ガマン、出来なかった」

「っ、あ……ええ……!?」

みわはオレの顔と下半身を交互に見やって顔を赤らめた。

「……動かしてイイ?」

「ま、まって!」

「ん?」

まさかこのタイミングでおあずけ?



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