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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第54章 記憶


段々、彼女たちとの行為が面倒になってくる。

確かに手でするよりも膣に挿入した方が格段に気持ちはいいが、気を遣う分、オナニーより面倒臭い。

何より、あんなドロドロでベチャベチャの膣がオレを食っていると思うと、背筋が寒くなる思いだった。

それを差し引いたら、セックスってそんなにいいものか?

なんだセックスってこんなもんか、とすら思っていた。

しかし、彼女達に誘われると断る権利はほぼなかった。

扱かれれば勃起してしまうし、裸を見せられれば反応してしまうので、結局いつも彼女達を受け入れていた。

快感は感じているのに、なぜこんなに嫌悪感があるのかは、分からない。

気持ちは乗らないのに、射精はする。

別にこのヒトたちはオレじゃなくてもいいのに、なんでオレを挿れたがるんだろう。

女性達と繋がれば繋がるほど、身体とココロがバラバラになっていった。

そして段々、キスをするのも嫌になってきた。
体液というものにハッキリと嫌悪感を抱き始めていた。




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