• テキストサイズ

【黒バス:R18】解れゆくこころ

第54章 記憶


ある日の撮影後、突然セックスの話になった。

「リョウタ君、したことないの?」

彼女の初体験は中学に入ってすぐと聞かされ、自分がまだ童貞なのが物凄く恥ずかしい事に感じた。

「ふふ、じゃあリョウタ君のハジメテ、貰っちゃおうかな……」

そう言って唇が重なった頃には、期待でオレの股間は爆発寸前。

「こんな所でするんスか? てかSariサン、恋人いるんじゃ……」

「エッチな事なんてね、気持ち良ければいーの。誰とどこでするかなんて二の次だよ」

誰と、という部分で多少なりともつっかかりはあったものの、未経験者が経験者に口を挟むものではないと思い、飲み込んだ。

オレをソファで待つように指示し、彼女がメイク台に腰掛けて大きく股を開く。

「女のココ、見た事ある……?」

恥ずかしげもなくショーツを見せ、細い指でクロッチ部分をなぞる。

無修正動画など見た事がない。
オレは首を横に振った。

「ふふ、見られてると感じる」

彼女は笑いながら指を撫でるように動かし、下着には、あっという間にシミが出来た。

もどかしい気持ちで見ていると、
ついに下着の隙間から割れ目を見せてくれた。

「……どう?」

正直、赤黒いソレはグロテスクだったが、糸を引いて濡れている様が、異様にエロかった。

ぱくりと口を開いて、全てを食らい尽くしてしまうような迫力すらあった。

「ここに、リョウタ君のおちんちん、挿れるんだよ」

行為自体は勿論知っているが、実際に秘部を見ながら言われると物凄く興奮した。

彼女はメイク台の上でスカートを脱ぎ、ショーツを脱ぎ、無毛の恥部を晒しながらニッコリ笑って近づいてくる。

女という生き物が、凄く生々しくいやらしいものに感じて、興奮と共に僅かな恐怖と嫌悪感を抱いた。

「勃ってる」

当たり前だ。
あんな事されて、興奮しない男がいるものか。

彼女はオレのズボンと下着だけを脱がし、慣れた手つきでコンドームを被せると、オレの上に跨った。

「ふふ、筆下ろしだね」

そう言って勢いよく腰を沈めてきた。

温かい肉に包まれるその快感は衝撃的で、1分ももたずに射精してしまった。

その後Sariがコンドームを交換し、結局その日は3回出した。
オレは、座っているだけだった。


/ 2455ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp