第53章 初詣
大切なオンナが泣き叫びながら自分を求めて喘いでる姿って、最高っスよね?
更に、散々いじめてたから興奮してんスよ。
みわが自分で弄ろうとした時、思わずぶち込みそうになったくらい、限界まで高揚してる。
オレだってもう色々限界。
やっとみわが悩んでる事聞けて、(まあそれはやっぱり些細な事だったけど)みわに挿れる事ができて、今もう身体中の血液が沸騰しそうなほど興奮してる。
そんな時に、ナマでしてってお願いされてみてよ。
オレ、どーしたらいいの?
「ダメ……っスよ、みわ、っは、それだけは、しないっス……」
「あんぁ、Sari……さんとは……した……っ!」
「……Sariがそう言ったの? ……っそんなワケ、ないでしょ……も、オレもヤバイんだから、煽らないでよ……っ」
「あん、ああっ……ああ!」
「やべ……気持ち良すぎて…止まんね……」
一度腰を打ち付けると、何十倍もの快感になって返ってくる。
肉と肉がぶつかり合うパンパンという乾いた音が、更に情欲を掻き立てる。
みわももう、泣きながら叫んでいる状態で何を言ってるのか自分でも分かってないのかもしれない。
「りょうたあ! やだあ! んっん、おねがい、や、あ、なかで、なかでだして!」
だめだ。これはだめだ。
こんなこと言われ続けてたらプツンと切れそうだ。
今すぐゴムを外して突っ込みたい。
ナマでみわを感じて、いっちばん奥の奥、子宮の中に全部注ぎ込みたい。
オレだって我慢してんスよ……!
でも頭の中のたった1本の細い線がオレの理性をつないでいた。
ひとときの快楽で、勝手な都合で大事なヒトを傷つけられない。
夢中で腰を振り、突き上げてみわの意識が飛ぶまで貫いた。
最後の絶頂を迎えた瞬間には膣が一層キツく締まり、オレも達した。
「っは、はあ……! な、何がゆっくり抱く、だよ……!」
ずるりとペニスを抜いて、ぐったりしているみわを見ていたらなんだか更にムラムラしてきた。
最低だと思いながらも、コンドームを代えて、再びみわの中に挿入し、腰を動かした。
「……犯してるみたいっスね……ごめん……」
ぴくぴくと蠕動している襞に包まれてもう一度、達した。