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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第53章 初詣


「ひぁあっ!!」

今まで緩く、柔らかく撫でていた指が、突然力を帯びて奥まで挿入された。

「もー、昨日言ったばっかりなのに全然分かってないんスねえ。オレはみわしか見てないって何度も言ってるでしょ」

じゅぷ、じゅぷとナカが激しく掻き回される。

「大事な想い出なんて、みわとしかないっスよ」

身体はずっと欲しかった快感に打ち震えた。

「あぁ! あ、っあああ!」

だって、あんなに、あんなに素敵なひと。
私なんか、なんにもない。

「オレはもうみわしか抱かないっス」

「あっ、あ……な、なんでそんな、あ、さりさ、んの方が、すてきなのに」

「……みわ、オレは例えみわでも、他の女と大事な女を比べられるのは我慢ならないんスけど」

「んああう!」

ギュッと乳首を強くつねられて、感じた事のない痛みと快感に身体が仰け反った。

「は……みわ、焦らしたから? 濡れ方、すげぇ」

……お尻まで垂れてきているのが自分でも分かる。
恥ずかしい。恥ずかしい……!

「今日はゆっくり抱くって言ったっスもんね」

涼太はヒョイと私を抱き上げてスタスタと部屋に連れて行った。

「やあ、だめ! 足! 涼太!!」

頭に靄がかかったような状態。
言葉が紡げず、単語しか出てこない。

ベッドに降ろされると、すぐに極上のキスの嵐と熱い涼太自身が私に入ってきた。

「…………あ…………!」

頭の芯が蕩けて、叫びたいほど気持ちいいのに、あまりに気持ちよすぎて声を出せずにいった。

「……余計な事考えられないくらい気持ち良くなろ?」

Sariさん
涼太

Sariさん
だめ

頭が

破裂しそう

一番奥の弱いところを
熱くて硬い彼で擦られて
絶頂しか感じられなくなって
もっと、もっと涼太がほしい

ドロドロとした、醜い嫉妬心が支配していく。

「りょ……うた……つけないで……!」

「ん……? 何? どしたんスか?」

「そのまま、して……涼太の、こんど、む……つけないで、いれて……!」

ぜんぶ ほしい





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