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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第53章 初詣


「みわ、今日はそればっか。オレの好きなもの、そんなに知りたい?」

「えっ」

……そうだったっけ。
そうだったかも。

つい、私が一番涼太の事を知りたいだなんて思って……。

「教えてあげるっスよ」

涼太の手がカップをテーブルに置くよう誘導すると、ソファの肘掛け部分が頭の下になるように、私を押し倒した。

「えっ……ちょっと、りょ、ん」

温かい唇が重なって、啄むようにちゅっちゅっと吸われる。

「……みわとするキス、好きっス」

するりと腰のあたりから手が侵入してきてブラジャーに触れた。

「ちょっとちょっとちょっと涼太」

「……なんで下着つけてんの?」

「な、なんでって寝る前までは一応つけてるし……」

右手は器用にホックを外し、左手は既にお臍の辺りにスタンバイしている。

「みわのおっぱいも好き」

「や、ん 待って、待ってよ」

やわやわと揉まれるのがもどかしい。
涼太に触れられたところからじわりと熱が広がっていくみたい。

「……みわは触られんのスキ?」

「んっ……ん、……すき」

Sariさんにも、こうやって触れた?

「ん、いい子。オレはココも大好きっス」

優しく慰めるように、形の良い唇が先端に吸い付いた。

「あっ……」

「……いい子にしてたら、気持ち良くしてあげるっスよ」

「ん、んんっ」

「キスだけで濡れるココも好き」

片方の手が胸を離れ、腹部に沿ってするすると下がっていく。

「っ」

ショーツに忍び込んできた指が秘裂に触れると、自分でもわかるほどにぬるりと湿っていた。

Sariさんにも、こうやって……

「んっ……!」

「……Sariが、気になる?」

「……っ、気に、ならない」

つぷりと音を立てて指が入ってきた。

「んっあ」

「みわ」

「き、きにならない!」

「本当のこと言わないと、苦しくなるっスよ」

指が優しく緩やかに肉壁を擦り、弱い所を時々掠めるのが焦れったくてもどかしくて、堪らない。

「んっ、は……はぁ」

じわりじわりと燻る熱が頭の中にまで回っておかしくなる。

やだ、もっと……触って。
もっと、強く擦って。奥まで。

「みわ、言って。思ってる事、全部」



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