第51章 おかえり
今日で1年が終わる。
結局昨日から丸1日以上ベッドの中にいる事になる。
「……みわ、お腹空いた?」
もう抱き合っているわけではないけど、お互い肌が触れ合うようにしながら横になっている現在である。
「うーん、あんまり空いてないんだけど……でも食べないのも良くないね。なんか作るね」
「先に食べてからでもいいっスか?」
「ん? いい、けど……何を?」
その返事を聞いてオレは早速みわを組み敷いた。
「あっ、ま、また!? そういうこと!?」
「もっかい、しよ」
柔らかい双丘を揉みしだくと、ツンと先端が硬くなる。
「さ、さっきも、何度もしたよ!」
「んー、足んねぇっス」
ピンク色の先端を口に含みながら秘部に手を添えると、そこはもう潤い始めていた。
「あっ、やぁ……ばかばか! 絶倫!」
記憶がなくなる前は良く言われてたな。
この、心の距離が近くなっているような会話がたまらなく好きだ。
「……オレみわにばかばか言われるのちょっと好きっスわ……」
「ええ! っん……ねえっ……ぁん……っ、あっ」
何度もイキまくって、身体はすっかり敏感に感じてる。
その声にさらに煽られる。
「……気持ち良くしてあげる」
「あ、そこはだめっ……ァ! っねえ、涼太、おふろ、おふろはいりた……あァ……んっ!」
可愛く足をバタバタさせちゃって。
「可愛いっスよ、みわ」
「聞いてよ……っねえ! 臭いとか、恥ずかしい……!」
今度は結構本気モードで拒否された。
そう言われても……
「ん〜、もうこんなどろどろのぐちゃぐちゃで、今更恥ずかしがる事もないじゃないスか」
「ひ、ひどい! 意地悪!」
顔も、膣のナカもとろっとろだ。
今すぐにでもぶち込んで欲しいって、言ってるみたいなもんなんスよ……。
「別にニオイなんて気になんねぇし、みわならなんでもいいんスけど」
下半身に舌をなぞらせた。
「あァ……! だめ、だってば……!」
恥ずかしそうに顔面を覆ってしまい、ちょっと涙声になってしまっている。
うーん。
「じゃあさ、こうしよ? これが終わったら、一緒にお風呂入ろ」
「……ほんと?」
結局今お風呂に入りたいという意見はサラッと却下しているわけだけど。