第50章 ウィンターカップ、その後
「……ごめん、みわ」
ズルズルと、ティッシュで鼻水を拭きながら。
モデルが鼻垂らして泣いてるなんてみっともないっスね。
こんなになるのは、大好きなバスケと、大好きな女の前でだけだ。
「ううん……うれしい」
はにかんだ笑顔を向けてくれるみわに唇を優しく重ねた。
この可愛い笑顔が大好きだ。
みわのナカがまた、ピクリと反応する。
「はぁ……」
メチャクチャ、気持ちイイ。
この蕩けた目も好き。
オレまで引っ張られる。
「ん……ん、っあ……」
「最初だから優しく挿れるだけ、とか思ったけど……やっぱり、みわもイかずに終わるのは酷っスよね」
ギュッと腰を掴み、先端がみわのイイところに刺激を与えるように、浅く出し入れを繰り返す。
「あ……っ!?」
「みわの弱いところ、擦るからもしイけそうなら……イッて」
片手で、陰核をクリクリと刺激する。
「えっ、あっ、そこ、やっ……んっ……んあっ……!」
ぱちゅ、ぱちゅと卑猥な水音とみわの声が耳を満たす。
暫く擦っていると、腰の動きが大きくなり、絶頂が近づいているのが分かる。
「っ、ひぁん、っ!」
「……ココ、一番奥も」
「ぁ……!? ん、っひ、あっ!」
奥まで突き込んでずるりと引く時の快感が堪らない。
凄い締め付けに、ペニスが丸ごと持って行かれそうだ。
「っは、っ……みわ……」
「黄瀬くん……っ、すき……」
「みわ……もっと……言って」
「すき、すき、あっ……あ、ぅ」
「オレも……ちょう好き……」
ナカがキュウキュウしている。
微かに痙攣も始まっているようだ。
「や、あ、なんか、じわじわ……してっん、っう……っあ、あ」
「みわ、そのまま、身体の力抜いて感じて……」
最奥まで貫くように突くと彼女の身体が美しく仰け反った。
「あっ、やあ……あぁ……あ、あああ、ーーーーっ……!」
「っく、みわ、可愛い……ナカ、すっげ、締まって……ピクピクしてるっスね……」
ギュウギュウ締め付けてくる、の方が近い表現かもしんないんスけど。
「っあ、はぁ、はぁ……」
収縮する膣に刺激され続け、オレも少し腰を振るとあっという間に果てた。