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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第50章 ウィンターカップ、その後


「あ、あ……っ……」

みわのナカはピクピクと細かく痙攣し、愛液が溢れている。

生理的に流れた涙を拭い、力の抜けた身体を抱きしめた。

「きせ、くん……」

「んー……?」

みわと触れ合っていると、こころが満たされる。温かくなる。

好きだと言ってくれた言葉が、ぽっかり空いた穴を埋めてくれる。

好きだ。
好きだ。
好きすぎて、おかしくなりそうだ。

「……あったかい……」

みわもギュッと抱きしめ返してくれた。

「そうっスね……」

みわの心臓の動きを感じる。
少し落ち着いた筈のみわの心臓は、早鐘のように脈打っていた。

「……黄瀬くん」

「うん?」

「……もっと近くに、きて」

抱き合っているオレたちの身体はピッタリ密着している。

……つまり、それは。


……

みわ
みわ
みわ

その細い裸体を抱きしめ返し、ひたすら名前を呼んだ気がする。

頭がカッと熱くなって、ああやばい、理性が、なんて思っているうちに、真っ白になった。

「……みわ、好き」

「……うん」

「みわ……ずっと触れたかった」

「うん……」

何度触れてもまた触れたくなる。
みわを愛撫していると、彼女も覚束ない手つきでオレを愛してくれた。

正直、興奮しすぎて思考回路はぶっ飛んでしまっていた。

「……みわ……オレ……みわの中に、入ってもいい?」

こくり、小さな頭がゆっくりと縦に動く。

「……きて」

それは、オレとみわがまた、ひとつになるということ。

いいんだろうか。
このまま、抱いてしまっていいんだろうか。
……もう、止めらんない……

オレはみわの太腿の裏を掴んで、両脚を大きく広げた。





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