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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第50章 ウィンターカップ、その後


「だから……がまん……しないで。お願い……もう1回、お願い……」

その魅惑的な囁きが、オレがせっせと守っていた壁を全部掻っ攫っていく。

「な……に言ってるか、分かってんスか」

「分かってる」

ギュッとみわが首筋に手を回し密着してきた。

……もう、泣いても叫んでも止めてやらねぇっスよ。
アンタが言ったんだから。

半ば自棄になって、みわの秘部に再び指を添える。

泣き喚いて、やっぱりやめてと言うまでぐちゃぐちゃに掻き回してやる、そう思ったのに。

ざわざわと荒れた気持ちでも、みわに触れる時は自然と優しくする癖がついていた。

指は、ゆっくりと吸い込まれていく。

「んっ、ッ……」

先程より中が少し乾いている。
これじゃあ、擦れて痛むかもしれない。

指は動かさずに入ったまま止めた。

「みわ、キスしよ」

「うん……」

耳元でそう言うとみわはオレの首に回していた腕を緩め、ぽすんと枕に頭を預けた。

ゆっくりと、唇が重なる。
ふわりと触れただけで、みわの中がきゅっと締まり、じわりと愛液が浸み出してきた。

「んっ、ふ……」

甘い唾液を交わし、唇を弄びながら指を中で動かし始める。

温かい。
感じてくれているのか、肉壁は潤み、動き続けていた。

「ん、んんっ……んんぅ」

淫靡な水音が大きくなる。
ちゅくちゅくと部屋に響く音に少しずつ理性が剥がされていく。

奥まで十分に潤ったのを確認してから、静かに指を増やしてみる。

「あっ……あ、ンン」

「みわ」

みわの目を見ると、先ほどまでの不安の色が薄れて、蕩けるように興奮していた。

「……続けて平気?」

「ん……すごく……きもち、い……」

素直に零れたようなその言葉に胸が熱くなる。

真っ直ぐ挿入していた指を引き抜き、下から突き上げるように挿入し直して浅い部分にある敏感な場所を擦ると、みわは激しく喘ぎ、感じてくれた。

みわの、弱いトコロだ。

そのまま、今度はナカでみわは絶頂を迎えた。




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