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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第49章 ハロウィン


うちのマネは皆可愛い。

みわは格別っスけど。

3年マネのセンパイがエロ可愛い格好をしてたので褒めたら、みわが横でちょっと暗い顔をしてた。

もしかして、妬いた?
妬いてくれた?

それにしても、みわはさっきからマントに身を隠して、衣装を見せない。

センパイにやって貰ったんだろう、うっすらと施されたメイクがいつもと違う雰囲気にしている。

魔女だっていうから、黒いミニワンピとか?

あきサンからメールが来てたから期待してるんスけど。

"みわには最高の選んだから!
パーティーでおっ勃てんなよ!"

……相変わらずアノヒトは男友達のノリっつーか。

イズ先輩が隙をついてマントをめくると、みわの衣装が見えた。

室内が静まり返る。

……
確かに、黒いミニのワンピースだ。

でも、胸元と下腹部以外は黒レースになっていて白い肌が覗いている。

更にその淫靡な服を、みわのくびれた腰のラインが際立たせている。

まるで、ビキニにレースをくっつけただけみたいな。
下着みたいじゃないっスか!

そのスカートも、ミニとかいうレベルじゃない。

見える事が前提になっていて、少し動くとスカートの中が見えてしまう。
中にも黒いものを履いているみたいだが。

そして、黒のガーターベルト。
ストッキングはこれまた黒レースだ。

長い足が男を誘うように。

魔女、魔女ってなんだっけ。

とにかく、エロい。

ちょっと待ってあきサン、これってベッド用じゃないんスか!?
夜のご褒美用っスよね!?

誰も口を開かない。
ひとり残らず赤面しているところを見ると、開けない、というのが正しいか。

「……あの、やっぱり、変、ですよね……」

みわは照れてモジモジしているがその動き全てが刺激的だ。

男子高生には目の毒すぎる。

「ちょ、ちょっとみわ! こっち来て!」

思わずみわの手を引き、リビングを去った。





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