第43章 告白
「ねえ……っ、涼太……だめ、私……」
「私?」
「……お洗濯しないとっ……」
「……みわ……ソレ、この状況で言う?」
オレはひたすら胸を弄る。
気持ちよさそうにしてるんスけど、この先のおねだりなんて……ないんスかね?
「あっ……ぁ……」
「…………みわ?」
先ほどまで顔を赤らめて抵抗していた力がすとんと抜けた。
「…………みわ」
寝てる。
「……マジっスか……」
そうだね。
オレもさっき、今日みわは即寝だって言ってたっスもんね……。
オレ結構盛り上がってたんスけど……。
「……おつかれサマ、みわ」
無抵抗なのをいいことに、胸にキスマークをつけて唇にキスを落としてから、そっと服を着せて寝かせてあげた。
……はぁ。
今日の女、しつこかったな……。
なんか物騒な事言ってたし、明日はいつもより気をつけてみわを守らないと。
火曜の午後練が終わったら、その後は定期テスト前の部活動禁止期間に入る。
水木金土日と部活動は禁止となり、翌週からテストだ。
また、みわセンセーに家庭教師お願いしよう……。