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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第43章 告白


「黄瀬お前、相変わらず嫌味なほどモテてんなあ……」

「セフレからでも良いって言ってたぞ」

「胸メチャクチャデカかったよな!」

「一発お願いしてえ〜!」

と、様々なセンパイが口々に言う。
バスケ部以外の部のヤツまで参加してる。

「胸、ねえ……」

そんなとこ、全く見てなかった……。

「黄瀬だって、デカい方がいいだろ!?」

同じクラスのアメフト部のヤツが食いついてきた。

どっから湧いたんだか。

「いや、オレみわのが好きっスわ。感度いいし、柔らかいし……あの手に収まる感じが最高」

沈黙。

「なんかお前が言うと生々しいんだよ……うっかり神崎の裸想像したぞ」

「アメフト部、溜まってんじゃねっスか? 勝手にオカズにしないでね。オレのだから」

「あ、神崎」

はっ。
振り返ると、顔を真っ赤にしたみわがぷるぷると震えて怒りを露わにしている。

「黄瀬くん……何の話してるの……?」

「あ、いや、これは」

「黄瀬が今ボインのお姉さんに告られてさあ、やっぱり胸はでかい方がいいだろって話、してたんだよ!」

おいアメフト部!
幼稚な仕返しすんなっつーの!

「さ、サイッテー! ばかっ!」

みわは怒ってスタスタと先に行ってしまう。

「先輩方、お待たせしました! 帰ります!!」

「お、おう、お疲れ。明日も頑張れよ……」

「みわ、待って! 待ってってば!」





「……黄瀬、尻に敷かれてんな……」

誰かがそう、呟いた。




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