第42章 休日の過ごし方
「……はぁ……あ……涼太……」
みわが泣きながら縋り付いてくる。
めちゃ可愛いんスけど、どうしたんスか……?
「みわ……? ツライ?」
「……涼太ぁ……おねがい……離さないで……」
「んー? 離さないっスよ……」
その後みわがまた一度イッて、オレが達した後も、みわはずっとオレにしがみついていた。
「みわ……どうしたの……?」
「だって……なんか……こうしていられるの……もう……ない気がして……」
「前もそんな事言ってなかったっスか? 確かに、こうしてゆっくりできるのは1日休みの時しかないスけど」
「なんか……そういうんじゃなくて……」
「……何か不安?」
「分かんない……」
みわがこういうの、珍しい。
女の勘ってヤツっスか?
結局今日は暫くくっついた後遅めの夕食を取り、怒られながらも寝る前にもう一度セックスして、寝た。
ずっと、何事もなくこうしていたいんスけど……。