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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第42章 休日の過ごし方


……どこを触れば気持ちがいいのか、私もちゃんと、勉強しないと……。

なんだかこの雰囲気だと、少し、もう少しだけ大胆な事をしてもなんとなく許されちゃいそうな気がする……。

唇も下半身に落とし、直立したソレをじっと見つめる。

「……みわ? 無理、しないでね」

少し緊張で震えた指で陰嚢を優しく揉みながら、ペニス全体にキスの雨を降らす。
いっぱい、私が持っている限りの愛情で。

唇で、優しく愛撫するように。

「っ……みわ……なんか、上手くなったっスね」

唇だけではむはむ食べてしまうように、ゆっくりとキス。

ぴくぴくと反応しているのがなんか、かわいい。

「……きもち、いい?」

「うん……気持ち……い、っスよ」

乱れた吐息に、甘い声。
それだけで、嬉しくなってしまう。
私絶対、へたくそなのに。

「みわ、一緒にしてもいいっスか?」

「……一緒に?」

一緒に? って、どういうこと……?

涼太は起き上がって、私を横向きに寝かせて……涼太も……え……?

「え、りょ……ちょっと」

涼太も、私の秘部に口付けした。

「あ……っ」

ふたりで横向きになって、これって……お互い、口でし合う……ってこと?

目の前には涼太のモノがあって、涼太の前には私の……があって、なんだかすごく、恥ずかしい!

触れる涼太の唇が気持ちよくて、全然集中できない。

「はっ……あ……」

ピチャピチャという水音が、更に恥ずかしさを煽って……

私も、必死で涼太のを愛した。

「みわ……っ、イカせるとか、考えなくて、いいっスから……」

「っあ……う……うん……」

ふたりとも、緩やかな愛撫をしているから……確かにこれでいっちゃうかというと、そうではない気がする。

滅茶苦茶、気持ちいいんだけど……。

行為に夢中になっていると、ふと、涼太の唇が恋しくなる。

顔を見て、キス、したい……。

「はっ……はあ……涼太……あの、キス……」

「ん、みわ、おいで」

身体を起こして涼太の顔を見ると、紅潮した頬の涼太が、いつもの魅力的な瞳で微笑んでくれた。

唇が、重なる。

温かくて、柔らかくて、優しい口付け。

重なっている唇が、突然濡れる。

「……みわ?」

気付くと、涙が溢れ出していた。


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