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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第42章 休日の過ごし方


「ごめんね……ありがとう……私これじゃあ、やるやる詐欺だよ……おみそ汁も結局、作ってないし……」

「いつもやって貰ってるんスから、たまにはいいでしょ」

「ううー……」

「みわ、いつもより眠そうっスね」

涼太がもそもそと近付いてくる。
顔が目の前。

「んー……」

うと、うと。
なんで今日はこんなに眠いんだろ。

涼太が耳元で囁く。

「昨日、エッチしすぎた?」

「!!」

昨日の性交渉の一部始終が思い出され、思わず顔が熱くなる。

あんなに大声で喘いで、悶えて……

一番最後にはひたすら奥を突かれ、あまりの快楽に意識が遠くなった。

「みわ、真っ赤。かわいー」

くつくつと笑いながら、頬を指でつんつんされる。
ちゅっと唇と唇が触れた。

「も、もう……」

「我慢出来なくて、激しくしてゴメンね。今日は1日イチャイチャしよ?」

「……うん……」

イチャイチャするのは、好き。

えっちも、好き、だけど……いっぱいいっぱいで、訳分からなくなるから。

「みわ、オレとすんの慣れた?」

「う……慣れる気がしない……」

毎回毎回、初めてみたいに緊張する。
涼太の身体を見てその色っぽさに興奮して、その熱い目は直視出来ない。

涼太の指やペニスを自分の内に受け入れると、なんか感動してしまう。

気持ち良さは毎回毎回上限なく上がっていくようで、何度も上り詰めてしまって。

「……涼太が……」

「あ、今日はエッチしてなくても涼太って呼んでくれるんスね」

「も、もういちいち突っ込まないで」

「なんで? オレ、みわの一言でいつも一喜一憂してるんスよ」

会話の合間にちゅっちゅとキスをするので私には全く余裕がない。

「涼太は慣れてて、余裕だからいいけど……ぷこっ」

涼太が思いっきり私の鼻をつまんだ。

「みわ、オレ何度も言うっスけど、女性関係は結構クリアなもんスよ!?」

「……凡人のクリアとレベルが違うよ……」

ちょっと、嫌味な言い方かな。
いや、でも。

「ホントだってば! ちょっと仲良くするとすーぐ彼女って言い始めたりする子ばかりでうんざりしてた。だから、女の子とちゃんと付き合ったことねーんスわ」

焦って弁解する涼太。
涼太、モテるもんね。


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