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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第41章 貴方の好きな


玄関に入り鍵を閉める。

なんだか長かったような1日が終わってほっと一息ついたと思ったら、靴を脱ぐ暇なく唇を塞がれた。

「んんっ……!?」

玄関のドアに身体を押し付けられ、自由を奪われる。

「んん、ね、えっ」

少し感覚が戻ってきた足の力がまた抜けていく。

ベッドでというので、何時ものように就寝時にするものかと思っていたのに。

乱暴に見えて、涼太の舌は的確に私の口内を愛撫していく。

口元は緩み、唾液は口の端からだらりと流れ落ち、それを涼太が舐め取るという非常に淫靡な光景。

ピンポーン♪と響く電子音。

誰かが1階のエントランスでチャイムを鳴らしている。

「だっ……誰かな」

「いいっスよ、どーでも」

そう言って涼太は、私のスカートに手を忍ばせて来た。

「えっ、ちょっと、だめ、だよ」

指が、太腿を沿って陰部を下着の上からなぞった。

「みわ、染みてる」

「あっ」

耳元でそう囁く声に、声を上げるしかできない。

ピンポーン♪
再度鳴るチャイム。

「ねえ、お客さ……んっ!」

下着の間からするりと指が入り、陰裂を掻き分けて膣へと挿入された。

ちゅくっ、ちゅくと響く音。

「あっ、うそ、こんなところ、でっ」

「そんな事言って、すげー……準備万端っスよ」

頭に、靄がかかったようになる。
涼太の指が動くたびに、擦られた性感帯が熱を帯び、更なる快感を催促する。

身体には力が入らず、涼太にしがみつきながら喘いでしまう。

立っていられない。

段々、秘部から聞こえてくる水音の質が変わってきた。
溢れている。

「ひっあ、ああう、っあ、ぁ」

「いー声」

涼太はもう片方の手でブラウスの前ボタンを開け、ブラジャーのホックを器用に外した。

ブラジャーはそのまま上に捲くしあげられ、先端を弄りながら、大きな手は乳房を包んでいる。

「ひゃんっ、あっ……!」

身体中を駆け巡る快感に抗っていると、ショーツが下ろされ、スルリと足首まで落ちてしまう。

私、玄関でなんて格好をしているの……!

指は膣内で暴れたまま、休む事を知らない。
ジワジワと絶頂が近付いてくるのに気付いた。

チャイムはもう、鳴らなかった。

「りょ、涼太、部屋に」

涼太は指を緩めず、私の片足の太腿を高く持ち上げた。



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