第39章 本音
この先の快感を想像するだけで、蜜が溢れ出すのが分かった。
「……入るっスよ……」
優しく唇が重なり、舌で弄ばれる。
その甘美なキスにうっとりしていると、限界まで大きくなった涼太自身が、膣にゆっくりと捻じ込まれた。
「ふ、ああ……っ!」
じゅぶり、ぐぷりと沼に入っていくかのような水音と、同時に襲ってくる暴力的で絶対的な快感。
「あ、あああぅ……あ……ッ!」
気持ち良すぎて、息が出来ない。
腰が跳ね上がる。
「うあ、やんっ、ああ!」
涼太が、浅く出し入れを繰り返すと、先端の凹凸が膣内浅くにある性感帯に引っかかり、数回擦られただけですぐにいってしまいそうだ。
「ひぁ、ひぃ、まっ、まって、あ、あ」
「散々煽っておいて……待てないっスよ……これ、気持ちい?」
響く水音。
「はぁ、はあ、みわ……」
涼太の吐息と私の蜜壺の音が一気に絶頂へ引き上げる。
「あ、ぁ……いっ、いっちゃう……」
くる。
つま先から込み上げてくる。
「……いい、っスよ……みわ」
更に力強く差し込まれ、電撃のような快感が足の先から頭の天辺へ走り抜けていく。
「っあ、いっ! ああああッ!」
一瞬、息が止まる。
シーツを掻き毟りながら腰はビクビクとバウンドし、膣はもっともっととペニスを咥え込む。
「……っは、はあっ……」
足りない。
まだ、もっと、欲しい。
涼太の身体、熱い。
厚い胸板に手を触れると、心臓がバクバクと激しく脈打つのが分かる。
流れ落ちる汗。
快感に耐えている綺麗な顔。
涼太も、感じてる?
「涼太……もっと、奥まで……きて……」
「……イッたばかりで、大丈夫?」
「平気……いっぱい、して」
「今日は、可愛いおねだり、いっぱいしてくれるんスね……嬉しいっスよ……明るいから、繋がってるのがホント、丸見え……めちゃくちゃ興奮する」
もう部屋の明るさなんて気にならないほど、私は夢中になっていた。
涼太が私の膝裏を掴んでいつもよりも高いところまで上げ、私の踵を涼太の肩に乗せた。
やだ、これ、丸見え……!
「や、やぁ、こんな格好……!」
「みわ……キレイ」
溢れ出す愛液を掻き出すように、ペニスが最奥まで差し込まれる。
私の一番奥、触れられるだけで頭がおかしくなるほどの快感。
「ひ……あ、んっ!」