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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第39章 本音


唇が触れる。
何日ぶりだろう。

社会人になったら……
遠距離恋愛していたら……

きっと会える頻度なんてこんなもんなんだろうけど、
もう、何年も触れていなかったようなそんな錯覚に陥る。

「ん……ッ……」

みわから甘く漏れる声。
微かに反応している身体。

愛しくて、愛しくて、頭が熱くなって、自分自身ですら制御できない。

「は……っ、みわ」

優しく唇が触れるだけの啄むようなキス。
見つめ合い、お互いの舌を吸い合うキス。
彼女の口内に侵入して犯すように貪るキス。

ひたすら、唇を重ねた。

「ふ……ぅ……ッ……んん、涼太ぁ……」

オレのペニスは快感に従って怒張し、みわは腰をうねらせ反応している。

ふたりの身体が熱くなっているのを確かに感じる……いや、もうお互いの体温しか感じられない。

みわの湿り具合を確かめたい。
でもまだ、この唇を味わっていたい。
甘くて柔らかい、みわの唇。

こんなに、唇を求め合うのは初めてだった。
可愛い。愛しい。オレだけのみわ。

「はぅ……ンン」

口元から垂れ流される唾液ですらすべて舐め取って、飲み干したい。

全てを、征服したい。

オレの全身にも快感のうねりが押し寄せてくる。
いつも以上に、余裕なんてなかった。

みわが、足をすり寄せてくる。
身体は小刻みに震えていて、顔は真っ赤だ。
もっと、もっと触って欲しい?

唇を重ねたまま、指を柔らかい肌に滑らせていく。

「んん!」

びくんと一度大きく反応した後、触れるたびに素直に小刻みに反応する。
柔肌に鳥肌が立っているのが分かる。

「ん、ふぅっ……」

この子が、あんな風に嫉妬してくれるなんて思ってもみなかった。
いつも、オレがどんな子と話しててもニコニコと一歩引いて見守ってくれていたし。

この細い身体をドロドロの嫉妬心で埋め尽くしていたなんて……堪らない。
オレの事、ホントに好きなんスね。

オレで、いっぱいにしてあげる……。

「は、あ、ねえ、りょ……た」

「ん……?」

「電気……暗くして……」

「……嫌だ」

「えっ……!」

下着の上から秘部に触れると、既に下着から大量に愛液が浸み出していた。

「あっ、あっ、お願い……恥ずかしい……っ」

サイッコウの表情だ。
ゾクゾクする。


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