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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第37章 話題


「あ、やっぱもうすぐなくなるっスね……」

昨晩はすっかりみわっちの手で落ち、朝はバタバタしてたので、夜になって棚を確認すると、ゴムのストックはやはり底をつきそうだった。

……これ、真面目に困るっス。
最近はふたりとも忙しく、疲れているので挿入するセックス自体が減っているけど。

今まではサラッと薬局で買ってたんスけど、さすがにこんなにつきまとわれると……ネットで買うしかないか。

家にいる時間って限られてるから、なかなか受け取れなくて再配達になって。
あんま好きじゃないんスよね。

みわっちがそれに気づいて、自分が買いに行こうかと言ってくれたんスけど、女のコに買わせるのは、ナシ。

……ただのオレのこだわりだけど……。

……いや、別に恥ずかしいモノじゃないし買いに行くべきか?
薬局くらい。

……もー……こんな事で女々しく悩んでいるのが嫌だ。

いーや、もうネットでまとめて買おう。
店だとLサイズ置いてないとこもあるし……。

……そんな事考えてたら、シたくなってきた。
最近ホント、ご無沙汰。

みわっちはキッチンで皿を洗っている。
ご機嫌なようで、微かに聞こえる鼻歌が可愛い。

オレ、セックスはやっぱりベッドでゆっくりするのが好きなんスけど、エプロン姿のみわっちは非常にそそる。

「みわっち」

「はいはい?」

後ろから話しかけると、これ以上ないくらいいい笑顔で振り向いてくれるのが好きだ。

ちょうど皿洗いが終わったようで、水を止め、シンクを拭いている。

「……食べたいんスけど」

「ん? もうお腹空いちゃった?」

「んー……」

後ろから抱きしめ、部屋着の裾から手を差し入れた。

すべすべの肌。
シャンプーの香りがオレを誘う。

「あ……っ、そ、そういうこと!?」

さすがのみわっちでも、気付いてくれたらしい。

「みわっちを食べたいんスよ……」

「ちょっと、こんなとこで……っ」

まだ腹部と背中にしか触れてないのに、身体は反応してる。

「……久しぶりで、感じてる?」

「あッ……!」

あー、久々のみわっちの感触、止まんなそう……。



ピンポーン♪



「……ん?」

……また、イイトコ邪魔されるパターン?


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