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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第34章 対峙


「んん、乳首もかわいいね」

「や……だ!」

ヤツが腰を振りながらみわっちの乳首を弄ると、オレの怒りも頂点に達した。

思わず走り出す。

「だめ!!」

そう叫んだのは、みわっちだ。
全身が恐怖に震えているのに、絞り出した声。

「だめ、こっちにこないで。危ない。コイツ、本当に何するか分からない」

「みわっち……!」

「ありがとう、みわちゃん。カレシもみわちゃんも殺さなくて済んだよお」

そう言って、首筋のナイフに力を入れた。
刃先が白い肌に食い込み、鮮血が一筋流れる。

「やめろ!!」

「へ、へへ、柔らかいね、首なんかすーぐ折れちゃいそうだ。
はあ、はあ、ぼくね、ぼくねちょっと久々でキンチョーしてるかな。すぐにイケそうにないなあ。ま、ま、ま、前に入れちゃってもいいかな」

「や、やだ……!」

ヤツが強引にみわっちの下半身の茂みを掻き分け、陰部を弄り始めた。

「いやよいやよもってね。みわちゃんはココ、相変わらず濡れないんだね。指、入れてほしいかな」

「っ……ううっ……や、や……」

「……あれ? 痛いだろ? 痛いよな? なんだ、これ……オマエまさか、アイツとセックスしたのか? まさか、まさか、ここに! ぼく以外のを入れたのかよ!」

ヤツは勢いでみわっちの秘部の奥へ指を突っ込み、押し倒した。

「う、ぁ……や、め」

ヤツの視線がオレから離れた。
最高速度で駆け付け、全力で突き飛ばす。
体格差がある分、ヤツは吹き飛んだ。

「ひぎゃっ……!」

ガツンとイスに頭を打ち、悶えている。

「みわっち!」

シャツを脱ぎ、急いで背中に被せ、震える身体を抱き留めて、走り出そうとするとヤツは既に起き上がっていた。

「お、オマエらゆるさねえぞ、おま、おまえみわ、なんでぼくの、ぼくのだっていっただろ、なんで、なんでほかのおとこと、みわ、みわ、おまえのからだは、ぼくの、ぼくのもんだ、ころ、ころしてやる、ころして」

ゾッとする程の殺気を感じる。
手にはナイフ。

「へへ、へへへへへへへぜんぶきりとって、ぼくがあいしてあげるから、ね。かはんしんだけあれば、ずっとせっくす、できるね?」


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