第31章 初めての

黄瀬くんは私の反応を見ながら、全身を愛撫してくれる。

やだやだ。もう、だめ。
声も、止められない。

「ああぅ、あっ、あああッ！」

「っは……みわっち、サイコーに可愛いっスよ……もー可愛すぎてさ」

もう、さっきからどれ位可愛いと言われているか。
滅茶苦茶、恥ずかしい。

私も……彼に何か、してあげたい。

「わ、私も触って、いい……？」

「……ん」

黄瀬くんが部屋着と下着を下げた。

見るのは初めてじゃないのに、まるで初めて見たかのような大きさに、驚く。

既に少し濡れていて、ピクピクと動いている。

「そんな見られると照れるっスね」

好き。好き。黄瀬くん、好き。

ちゅぽっ、ちゅぽっと黄瀬くんの指が私から出たり入ったりする音が、理性をかき乱していく。

半ば無意識に、黄瀬くんのモノを口に含んだ。

「ちょ、みわっち……！」

夏にも一度、衝動的にこうした事があったけどまるで別のものみたいな大きさだ。
以前より大きく、かたい。

舌を使って吸うと、私の中にいる黄瀬くんの指の動きも、激しくなった。

「んううっ……はあっ……」

大きく主張したそれは、口の中に収まりきらない。

少しずつ、どんどん先端から溢れ出てくる苦い液体を吸いながら、舌を使うと黄瀬くんの喘ぎ声が聞こえてくる。

「うっ、あ……みわっち、ダメだって、ば」

腰がビクンと大きく反応している。

丁寧に、周りからゆっくりと舐めまわす。
感じて、くれてる？
でも、私を弄る指は止まらない。

「ちゅ……んっ、んんぅ……」

再び口いっぱいに含んで、激しく吸う。

「……はっ、はっ、っ……みわっち」

艶のある、いやらしい声。
この声を聞くと、自分のナカが
キュウキュウとするのが分かる。

「……だめ、気持ち良すぎ。このままじゃイク……も、離して」

いくとこ、見たい。
口は離したくない。

「は……みわっち……今日は……みわっちのナカでイキたい」

「あ……っ」

反射的に口を離していた。
私の、ナカで。

これが、私のここに……

「まだ、無理っスかね……嫌なら、ちゃんと言って」

こんな大きなモノが、入るんだろうか。
すごく……怖いのに……

欲しい……