第80章 進展
「りょうた、りょうた」
「なぁに心配するコトがあるんスか……どんなみわだって、オレは愛しいんスけど?」
潤んでキラキラする瞳が、綺麗だ。
汗ばんだ肌も、表面に光沢があるかのように艶めいて。
「だめっ、いっ、あ、あ、あぁー……っ!」
綺麗に弓なりに反った身体から、彼女が絶頂を迎えた事を知る。
いっつも思うけど……どんだけ気持ちイイんだろ、これ。
「や、やだ、やっ、あ」
みわは両手で下半身を必死に押さえようとするから、捕まえて頭の上で拘束した。
困った表情が……やべ、すげーいじめたくなる。
「や、あ、はなして、でちゃ、だめ、だめ」
続けて、搾り取られるような膣の収縮。
トロけた表情……あー、たまんね……
そして同時に、結合部より少し上から……ぱっくりオレを呑み込んでいるクチを濡らすように、生温い液体が飛び出した。
みわの体内で温められたそれは、チョロチョロと絶えず流れてくる。
「やだ、や、うう……」
「もう今更、でしょ? なーんでもいいから全部出して」
「とまって……っ、ひっく、ひっく」
みわの願いも虚しく、止まる気配はない。
多分、酒を飲んだから余計に尿意を催してしまったんだろう。
ナカの収縮に合わせて、時々ピュッと。
……やっべ……この光景、マジでエロい。
なんてーの、背徳感?
イケないコトしてるっていうか……。
気持ち良くて漏らすって、フィクションなんかと思ってた。
それにしても……
「……思ったよりも、勢いがないんスね」
いつもこうなんスかね。
いや、なんだっけ、イキすぎると放尿の勢いがなくなるって聞いたコトあったような。
みわは、手が拘束されているせいで、ぐしゃぐしゃになった顔やびしょびしょの下半身を押さえる事も出来ずに、ただひたすらにしゃくりあげて泣いている。
耳も鼻も真っ赤だ。
まるで子どもみたいなその姿が、可愛くて可愛くて。