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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第80章 進展


オレの質問に、真っ赤になった顔。
いつもの照れてる顔って言うよりも、本当に恥ずかしくて耐えられないといった感じ。

「……っ!」

言葉に詰まる様子は、つまり肯定なワケで。

「気持ち良すぎて? 何それ……サイコーっスね」

みわと居ると、どんどん変態になっていく自覚はある。
今の発言だって、相当アレかもしんないけど、でもだって、オレは嬉しいんスよ。

気持ち良すぎてガマン出来なくて漏れちゃう、とか嬉しすぎるに決まってる。

だって、みわと気持ち良くなりたくてやってんだから。

「何言って、あ、あ、あぁっ、ねえ、りょうた!」

焦って、叫ぶように懇願する姿も可愛い。

「だーいじょうぶ、オレしか見てないっスから……いっぱい出していいっスよ」

諦めて。オトコって、好きなコをいじめちゃう生き物だからさ。

「やっ、涼太にだけは、見せたくない、やだ」

「そんな寂しいコト言わないで欲しいんスけど……ほら、我慢出来ないっスよね? 出して、ほら」

びくんびくんと浮く腰が、彼女に与えてる快感の大きさを表してるようで、こっちまで気持ち良くなる。

「やぁ、あん、あっ、涼太、本当に、あっやめてくれなかったら、っ怒る、怒るから!」

かなり本気のようだ。
いつもならみわはこんな事、絶対に言わない。

でも。

「オレ……みわに怒られたいかも」

自覚ある。
ヘンタイバンザイ。

「ねえもう……っ、保たないの、お願い、涼太!」

目にいっぱい涙を溜めて、許してと訴える姿が、ゾクゾクくる。

「風呂場だもん、いいじゃないスか」

「やっ、そういう問題じゃ、あっ、あァ」

アゴが上がって、ナカがヒクヒクし始めた。
持ち主の意思とは裏腹に、イキそうになってるみたいだ。

「ゃあ、や、だめ、おね、おねが、だ、あっあ、いや、りょうた」

目はトロけてる。
すげー気持ち良さそう。
オレは、ヒトの本性を見たい。
着飾ったりネコ被ってる姿じゃなくて、そのまんまが見たいんスよ。

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