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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第22章 夏合宿 ー4日目・ふたりの夜ー


こうしていて感じるのは……

オレは、みわっちと抱き合ったりキスしたりなんて、毎日何回でもしたい。
朝昼晩でも足りないくらいだ。

ついでに言うと、みわっちとならセックスだって毎日したい。

でもまだまだみわっちの中では、オレとのそういう行為は、キスひとつとっても一大イベントみたい。

経験の差なんスかね。
でも、こんなにひとりの子としたいって思うの初めてだから、オレも結構戸惑うことばかりなんスけどね。

みわっち、次はどうしようどうしようと悩んでいるのが一目瞭然。

頭で考えなくて、感じたことをそのまま言ってくれればいいのに、っていうのはオレの立場だから言えてることなんスね。

「みわっち、そんなに焦らさないで欲しいっス〜……」

わざとちょっとふざけた口調で。

「そんなに眉間にシワ寄せて考えることじゃないっスよ?」

人差し指で、眉間をぐりぐり。
実を言うとこの表情、困ってるだけじゃなくて嫌がってるように見えて心配になるんだ。

これ以上言わせるのを強要しても、嫌がられるだけっスかね……。

みわっちの顔が今まで以上に赤いし、限界かも。

ゴメンね。もう無理しなくていいっスよ。
後はオレが……

「…………い……」

ほんの小さな、消え入りそうな声。
咄嗟だったので聞き取れなかった。

「ごめんみわっち、なぁに?」

顔を寄せると、みわっちは突然オレの浴衣の胸元に手をかけ脱がし、乳首に口付けた。

「……んっ」

今まで、触られてもくすぐったいとしか感じなかったのに、まるで電気が走るように気持ちいい。

乳首で感じるのは女の子だけだと思ってたのに。

「みわっち、どうしたんスか……」

たどたどしい動きではあるけど、胸に吸い付いているみわっちがエロくてたまらない。

みわっちが顔を上げると、蕩けた目で言った。

「黄瀬くん……一緒に……き……きもちよく……なろう……?」


何かが弾ける音がした

あ やばい
油断してた

頭とカラダが熱くなる
止めらんねー

気付くとその細い身体を押し倒していて
みわっちを上から見下ろしていた



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