• テキストサイズ

【黒バス:R18】解れゆくこころ

第70章 特別





翌日……



いつもと同じ暑さ。
肌を焼く陽射しは変わらない。




いつもと同じ顔触れ。
でも、選手たちを纏う空気だけは違っていた。





インターハイ決勝戦。
決勝戦の対戦カードは






神奈川県代表 海常高校


    対


東京都代表 桐皇学園





全く、毎度毎度何の因果か。


2年前、私たちが1年生の時のインターハイと同じ組み合わせとなった。




鍛え抜かれた肉体を持つ選手たちがセンターラインへ整列する。



「よお、黄瀬」

桐皇学園 エース 青峰大輝。




「……公式戦は、久しぶりっスね」

海常高校 エース 黄瀬涼太。




いつもは軽口を叩き合う2人も、この時ばかりはこの一言を交わしたのみだった。





迸る緊張感。





FINAL TIP OFF







/ 2455ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp