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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第68章 際会


「……そんな可愛いコト言って……どうなるか、分かんないんスか……っ」

涼太が私の太腿を力一杯大きく開いた。
そして、口を開いた私の中心をジッと見つめている。

薄暗い部屋とはいえ、真っ暗ではない。

彼に見られているという事が恥ずかしくて恥ずかしすぎて、でも体の疼きは反比例してどんどん酷くなっていく。

「みわ……濡れて、光ってる……エロい」

私で、興奮してくれているのが声色で分かる。
嬉しい……。

でも、今は……



お願い。



「りょーた……はやく、はやくきて……」

「……みわ……!」

切なげな声を上げながら、涼太が私の中に入ってくる。

「あッ、あぁ……!」

興奮して潤った粘膜を、ズルリズルリと擦りながら涼太が奥へと進む。

見えなくても感じる、普段よりも質量を増した彼のもの。

お互いの一番弱い部分が擦れ、絡まり合う感覚に、身体も……こころまで、震えた。


「あんッ……! あァ……!!」

涼太が激しく突き上げると全身が揺れ、脳まで揺さぶられる。

視界の中で、大好きな彼が自分に覆い被さって大事な所を繋ぎ、溶け合わせている。

なんて快感。
今、この瞬間に息の根が止まって欲しいと、いつも思う。

「ひッあ……ン、アァ」

「みわ……可愛い……」


段々と腰の動きが緩やかになり、穿つ際の水音もじゅぷり、じゅぷりと柔らかいものになっていく。

「……ァ……ん……」

「みわ、痛くない……?」

気遣うように問いかける声が優しい。
この人は、本当に優しいひと……。

「へー……き……あ、あぁ」

だめ……ゆっくりされてるのに……
いってしまいそう……

「……きもちい?」

涼太の声が遠い……

「き……もち、い……」

自分の声も、ずっとずっと遠くに聞こえる……

あ、この感じ、くる……

「りょ…………う……も、いっちゃ……」

「ん……ハッ、イッて……みわ……」

下腹部から滲み出た快感が全身を巡って……


あたまが、まっしろになっていった。


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