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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第66章 和


しとしとと雨の音が耳に届く。
窓には幾筋もの水の通り道が出来ている。

後から後から水が流れていくその様は、彼女の花弁から溢れ続ける蜜のようだ。



「ひっ……ぁ、あぁ……」

達してびくびくと震えるみわの身体。
ナカは熱く、収縮を繰り返している。

「りょう……たぁ……」

小さな唇から、オレの名前が零れる。
こんなにも可愛くて愛しいものがあるだろうか。

自らの下半身がずくずくと疼く。
こんな姿を見せられているのだから、当然だ。

本当に目の前で自慰行為をしてくれるなんて、思いもしなかった。

足を大きく広げ、自ら陰部を擦り、胸を揉む。
これ以上にないほど刺激的。

……結局いつも、イベントがあるたびにねだってワガママを聞いて貰ってるっスね……。

みわはオレに甘いんだ。

突っぱねればいいものまで、必死で全部受け止めてくれる。

それがたまらなく、愛おしい。

「りょ、うた……」

みわは、震える腕をオレの首に回す。
左腕のギプスが痛々しい。

「みわ……手、痛くない?」

「大丈夫……涼太……わたし、もう……」

彼女から挿入を強く求められるというのは、男冥利に尽きる。

みわは怪我もしているし、今日は話し合いをする為だけに来たはずなのに、やはりこうなってしまった。

自分を戒める為にゴムを置いてきたのに、みわまで我慢させているのでは全く意味がないじゃないか。

「涼太、お願い……」

みわはオレに抱きつきながら、誘うように腰を揺らしている。

恐らく無意識だろう。
あぁ……たまんねぇっス……。

焦らして焦らして、奥まで思い切り貫きたい。

でも、今日は……。

「ごめんねみわ、今日はゴム持って来てないから、指でガマンして……」

「え……」

蜜が溢れる秘所へ再び指を添えると、大して力を入れずともナカへ沈んでいった。

「あッ……!」


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