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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第66章 和


「みわ、気持ち良くない?」

「はぁ、はぁ……気持ちい、けど……」

「イケない?」

「そんな、無理。いけそうにないよ……」

恥ずかしさだけがどんどん膨らんでくる。
もう泣きそう。

「オレが触るとあんなにすぐイッちゃうのに」

涼太はさっきから意地悪ばっかり言って楽しんでる。


「も、もう勘弁して……涼太」

「まだまだ、始まったばかりっスよ?」

うそ……
もう限界だよ……
恥ずかしくて、疼いて、どうしようもなくなってるのに……

「じゃあ、指……入れて」

「ゆ、え……?」

「指、ほら」

涼太が私の手を掴んで、ソコへ誘導する。
指なんて、一度も入れたことない。

「やだ、無理、したことないもん!」

子どもが駄々をこねるように首をぶんぶんと振って抵抗するけど、涼太は微笑んだままだ。

「ひとりでスルとき、入れるでしょ?」

「い、入れないよ! 怖いもん!
そもそも、ひとりでなんかしないもん!」

「怖くないよ、ほら。1本でいいから……」

「ううう……」

涼太に促されるまま、中指を挿入する。

「や、あ……な、なにこれ、気持ち悪い!」

ウネウネとヒダのようなものがビッシリ……
とにかく、キモチワルイ!!

「そう? みわんナカ、可愛いっスよ」

「りょ、涼太、こんなのいつも……」

やだ、うそ、やだ!
いつも、こんなところ触らせてたの!?

もう、快感なんてどっかに行ってしまった。
ひたすら恥ずかしい。埋まりたい。

「……みわの指じゃ、奥まで届きそうにないっスねえ……」

「も、むり、やだ、やだぁ」

頑張って耐えてきたけど、こんなの拷問だよ。
自分のみっともなさに、涙が滲んできた。

「泣かないで、みわ」

「ふ、むり、もうむり……許して……お願い……」

ようやく通じたのか、涼太が額に優しくキスしてくれた。



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