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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第66章 和


「……触ってみて、みわ」

「ど、どこを?」

我ながらバカな質問だとは分かっている。

彼の前で足を広げて秘部を見せつけて、どこを触ればいいかというのはあまりにも……

でも、すんなり受け入れるのは恥ずかしすぎて、死んでしまいそうだ。

「みわがキモチよくなるトコ」

「そ、そんなのわかんない」

「分かるでしょ……オレがいつもしているように、シてごらん」

涼太の目は、もうさっきまでの優しい彼とは違う。
絶対に服従しなければならないような威圧感。
逆らえないと本能が察知する。

観念して、秘部についている小さな突起をさすった。

「っ……」

少し、痛い。
涼太がしてくれる時はそんな事ないのに、刺激が強すぎるのか、擦れるのが痛い。

「みわ、濡らさないとイタイでしょ?」

「うん、すこし、いたい……」

「自分の愛液で、指を濡らして」

割れ目に指を這わせると、ぬるりと粘液が絡みついた。

……さっき涼太とのキスでジンジンしてしまっていたから。

「もう、凄く濡れてるんスね」

「意地悪、言わないで……」

濡れた指で再び陰核を撫でると、先程までの痛みが嘘のように、快感が走った。

「ぁ」

「そう……もっと弄って」

「……っ、あ」

指を動かすごとに、緩やかに訪れる快感。

それよりも……涼太に見られている事の方が、ずっと感じてしまう。

そのキレイな瞳の中に、私だけが映っている……。

「っは、はぁ」

「みわ、指を固定して、腰を動かすといいんスよ」

「へ……」

指を固定して、腰を……?
言われた通りに腰を指に擦りつけるように動くと、先程よりもずっときもちいい。

「ん……」

「そう、イイコっスね……」

気持ちいい。
彼に見られて、自分で弄っているのに。
こんなはしたない格好を見せているのに、こんなにも……。

それに、触っていると段々いきたくなってきてしまう。
でも、絶頂はまだ影すら見えない。ずっと遠くにある感じ。

今まで何回かひとりでしたことがあるけれど、一度も自分ではいけたことがないんだった……。


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