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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第65章 星空


辺りがみわの香りに包まれている。
まるで先ほどまでのプラネタリウムのように。

「あ……ん」

まだ、彼女の小さくて可愛い口から紡ぎ出される喘ぎ声は控えめだ。

ふたつの柔らかい膨らみの間に顔をうずめると、微かな汗の匂いに混じって甘い肌の香りが鼻を擽る。

「んん、アァッ」

先端をわざと避け、なめらかな肌を舌でねぶるとビクビクと身体を震わせた。

珍しく、彼女の太腿は固く閉じられている。

「みわ……足」

「や、やぁ」

シャワーを浴びたいと言ってたけど、それを気にしてるの?

悪いけど、そんなんで待ってあげられないっスよ……。

「っや」

下半身の茂みを優しく上から撫でると、また身体が踊った。

「……これも気持ちいいの?
まるで、今日は全身性感帯っスね……」

僅かに力の緩んだ太腿を見逃さず、間に両手を差し入れて、力一杯左右に開いた。

「きゃあっ……!」

ま、こんな非力なみわだから、開こうと思えばいつでもこうできちゃうんスけど。

お預けされたみわの柔らかい部分に顔を近付ける。

「……確かに、いつもとは違う匂い」

くんくんと鼻を動かすと、鼻腔に感じるのは汗と、そのせいで少しだけ蒸れたような匂い。

みわは、両手で顔を覆ってぷるぷると震えている。

「や、やだぁ……やめ……」

……確かにいつもと違う。

なんだか、この動物的な匂いに煽られ、誘われる。

いつもよりも更に強い興奮が沸き起こってくるのを感じた。

「やべぇっスわ……オレ、どんどん変態臭くなってく……」

好きになってしまえばなんでも許容できる、自分は決してそんなタイプじゃないと思っていたのに。

それが、女の子相手なら尚更、自分というものを絶対に壊したりはしなかった。

なのに、みわにはそんな頑なな自分をどんどん変えられてしまう。

遠慮なく愛していいのだと認められているような安心感。

恥ずかしそうに顔を染める彼女の中心に舌を捻じ込んだ。

「あ……ぁ……!!」

香り立つみわの中の女の匂いに、頭がくらくらした。

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