第18章 叫び
しずくside
あれから、 りょー君以外の人には合っていない。
と行ってもまだここに監禁されてから2日目。
2日間で学んだことは、、、
①食事も入浴もある程度は好きなように出来る。
②玄関にはたどり着けない。
③窓の外には私の声は届かない。
④この部屋にも盗聴器があって私の声は りょー君に聞こえている。
この4つ。
........菅原、どうしたかな。
私のこと心配してくれてるのかな...。
会いたい。
声、聞きたいな。
________ピーンポーン
?!インターホン?
誰? りょー君じゃ、ない?
りょー君なら、鍵使って入ってくるはずだし、、。
今なら、、、
ピーンポーンピーンポーン
「「「「助けて下さい!!!!!!」」」
私はできる限り玄関に近づき今でる1番の大声で叫んだ。
「「「 しずく!! しずくなのか!!!」」」
え、どうして、、、。
だって、こんなところにいるはずないのに、、。
この声、、、。
視界が歪む。頬に温かいものが伝う。
「「「「「ずがわらぁあ」」」」」
今の声は届いたのだろうか。
ちゃんと、言葉になっていただろうか。
「 しずく.....。い、いま、助ける、、から、、、。」
声から菅原も泣いていることがわかる。
私....菅原のこと泣かせてばっかだな...。
「い"っ______」
「菅原?!菅原、どうしたの?!」