第12章 好き
菅原side
ピピピ__ピピピ____
「.........ん..。」
土曜日の朝、電子音で目が覚める。
時計を見ると時刻は9時半を少し過ぎたところだ。
まだ、覚醒しきっていない頭でぼんやりと考える。
あ、今日の部活は午後からだったっけ。
ふと、感じた違和感。
「........。」
ゆっくりと毛布をめくる。
「.......まじかぁ..........。」
_____\朝勃ち/______
確かに、最近いろいろバタついててしていなかったってのもあるけど.....。
まぁ、生理現象だし仕方ないといえば仕方ない気もするが。
正直、面倒くさい。
朝の。それもまだ、頭の覚醒もしていない時間に。
「.......はぁ。」
でも、ほっとくわけにもいかないしな......。
仕方ない、さっさと済ませてしまおう。